要件の整理

ヒアリング内容から抽出した業務課題と、システム化要件の一覧です

業務課題

  • Excel運用による属人化と、担当者交代時の引継ぎコスト
  • 得意先ごとにフォーマットが異なるデータの集計工数
  • 季節性・販促影響を切り分けた根拠ある見込みが立てにくい
  • 欠品・過剰在庫の可視化が遅く、対応が後手になりがち
  • 見込み修正の履歴・理由が残らず、事後の振り返りが困難
  • 店頭在庫が見えず、出荷とPOSの乖離が把握できない
  • 予測ロジックがブラックボックスで、担当者が微調整の根拠を説明できない

システム化要件(優先度順)

  1. 全商品×月次の見込みマトリクスをダッシュボードで一覧
  2. 「見込みを自動生成」ボタンによる初期見込みの一括算出(季節指数法+トレンドキャップ)
  3. 「計算式を確認・調整する」シミュレーターで、季節指数の重み・店頭販促押し上げ率を担当者自身が調整可能
  4. 要因分解ブリッジ(ベース×季節×販促=予測)による予測根拠の可視化
  5. 見込み修正時の理由入力と履歴の自動保存
  6. 在庫適正化画面(在庫はけ目安・状態バッジ・推奨アクション)
  7. 得意先データ(出荷/POS)のCSV取込と店舗別内訳表示、店頭想定在庫の推定
  8. 予測精度(MAPE)の商品別モニタリング
  9. ダッシュボードでの要注意商品自動抽出(在庫リスク順ソート)

対象範囲(スコープ)

  • 対象ブランド: アミノバイタル®︎(プロトタイプでは約14SKU、本格展開時は約60SKUを想定)
  • 対象期間: 過去3年実績 + 向こう12ヶ月見込み
  • 利用ユーザー: ブランド担当・SCM担当・工場計画担当(想定10〜20名)
  • 対象外(今回スコープ外): 発注/受注業務、会計連携、他ブランド横断分析

運用・非機能要件のポイント

  • ブラウザ(Chrome/Edge)+SSO(Azure AD)で利用、Windows PC想定
  • 見込み修正・データ取込・エクスポート操作は監査ログとして1年間保持
  • AWS環境での稼働、日次自動バックアップ(30日間保持)
  • 保守プランは4段階(スポット/ライト/スタンダード/プレミアム)で選択可能
  • 将来的な他ブランド横展開を見据えた拡張性を確保